体癖

体癖論とは:人は見た目で性格まで判断できる理由を徹底解説

2019年7月22日

どうも 甲本です。

あなたは体癖論をご存知でしょうか?

体癖(たいへき)とは、野口整体の創始者である野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性の癖を表す概念。身体の重心の偏り・腰椎のゆがみと個人の生理的・心理的感受性(体質、体型、性格、行動規範、価値観など)が相互に作用していることを野口は診療から見出し、その傾向を12種類(10+2種類)に分類した。(Wikipedia)

Wikipediaでは上記のような説明がなされていますが、
体癖はその後に多くの識者や治療家たちの手で研鑽され、

今では

「見た目だけでその人の特性を読み解ける技術」

にまで昇華されています。
 

見ただけで相手の性格や価値観まで丸裸にできてしまったら・・・

それはもはや特殊能力ですよね(笑)
 

では、体癖はなぜ見た目から人を判断できるのか?

具体的にどう判断していけばよいのか?

解説していきたいと思います。
 

体癖論が当たる理由:形とは情報であるという事実

僕らの日常には様々な「形」が存在しています。

そして、

“「形」とは高密度な情報の塊である”

と捉える事ができます。
 

例えば、◯と△と□では
印象も性質も全く異なりますよね。

◯は車のタイヤに使用できますが、
△や□では困ります。

△や□のタイヤがついた車なんかで走ったら
大変な乗り物酔いになることでしょう(笑)

しかし、タイヤを止める役割となると
◯では務まりません。

△や□でないと。

パソコンやテレビのモニターなら
◯や△じゃ見づらくてしょうがない。

杭の先端は△でないと
なかなか上手く打ち込めません。

例を挙げればキリがありませんが、
形とはそれだけで本当に様々な情報を内包しています。
 

骨格、体型、人相、仕草が表すその人の性質

同様に、丸顔の人と三角顔の人と四角顔の人とで
実は性格がかなり変わってくるというのは
人相学を少し学んだ事がある人はみんな知っている事です。

丸顔なら感情的なところがあるし、
三角顔は理屈っぽくて、
四角顔は少し凶暴な部分があるという様に。
 

さらには、

首が長いか、細いか、
なで肩か、いかり肩か、
胸を張るタイプか、背中を丸めるタイプか、

前腕やふくらはぎがたくましいか、
それとも、ふとももが太いか、

お尻が横に広がっているか、
キュッと上にあがっているか、

などなど

そういった見た目から判断できることで
実はその人の思考の癖や感受性の中心、
得意な運動などがわかってしまいます。
 

それらの関連性を体系立ててまとめたのが

「体癖(たいへき)」

というメソッドです。

偉大な治療家、野口晴哉が発見し、
現在に至るまでいろんな識者や治療家の手によって
徐々に洗練されてきました。
 

人を見た目で判断することについて

体癖は見た目から判断できます。

だから、繰り返しになりますが、

“「形」とは高密度な情報の塊”

なんです。
 

「人を見た目で判断してはいけません」

と教わるのは、

見た目で判断する能力がない人に向けた教訓であって、
本来はもっと見た目から読み解ける情報を
コミュニケーションに活かすべきだと僕は思います。
 

体癖を学んでいくと、
見た目だけで

「あ、この人は理屈を大事にする人だな」

とか

「この人は損得重視の人だな」

とか

「この人は競争心の強い人だな」

という様な事が瞬時にわかります。
 

そして、それぞれで接し方を変えることで
スムーズに相手の懐に入ることもできるわけです。

理屈を大事にする人が相手なら
その人の考え方を評価すれば気に入られるし、

損得を重視する人にはメリットを提示するべきだし、

競争心の強い人に対しては負けるが勝ちとなります。
(相手を立てるということ)
 

人間というのは他人も自分と同じだと
無意識に思っているところがあって、
その認識のズレがよくトラブルを起こす原因になり得ます。

「なぜ、この人は理屈ばっかで行動しないんだろう?」

「なぜ、この人はよく考えもしないで行動するんだろう?」

「なぜ、この人はそんなに周りの人と張り合おうとするんだろう?」

そういうことでモメたりするのは
認識が間違っているからです。
 

最初から

「この人は理屈を重視し、考えるのは得意だけど
 行動するのは苦手なタイプの人間」

だとわかっていれば
そこにイラッとすることもありません。

予想通りだからです。

相手の特性がわかっているのであれば、
その人に合った方向性で才能を発揮してもらえばいい。

理屈重視の人ならデータの分析や学術的な研究を
大いにやってもらった方がみんなにとっていいわけです。

理屈が苦手な人も世の中には大勢いるわけですから。
 

一人一人が個性を最大発揮できる環境が理想

男には男の役割があり、
女には女の役割がある。

重たい荷物を持つのは華奢な女性ではなく、
力のある男がいいだろうし、

受付やコールセンターなどの業務は
無骨な男がやるよりも
明るい女性の方が適している場合が多いでしょう。
 

同様のことがこの社会全体に言えると思います。

それぞれがそれぞれの特性を活かし、
才能を発揮できるポジションについたなら
とんでもなく効率的に世の中は発展していくはずです。
 

自分の特性を知り、相手の特性を知り、
それをお互いに活かし合う。

自分にはどんな特性が宿っているのか?

この人にはどんな特性が宿っているのか?

宿っている特性に
生き方を合わせる、
接し方を合わせる。

そうすれば自分の進むべき方向性も見えてくるし、
人間関係の摩擦も限りなく減らすことができるはずです。
 

体癖を学ぶには

ここまでの話を読んでみて
体癖に興味を持ったのなら野口晴哉先生が出されている

体癖(ちくま文庫):野口晴哉 著

という書籍を読んでみてもいいんですが、
残念ながら初学者には少し難しい内容になっています。

そこで、もう少し噛み砕いて
すぐ活かせるレベルまでわかりやすく解説した

『体癖概論』

というレポートを作ったので
プレゼントしたいと思います。

まずは体癖というものがどういうものなのか?

こちらのレポートで大枠を
把握してみて下さい。
 

体癖概論:資料
 

今回は資料のみ
プレゼントしたいと思います。

ぜひ、感想や質問など
ご意見をお寄せください。
 

ではでは

ありがとうございました。
 

甲本

 

追記
体癖を基礎から応用まで徹底的に学びたいならこちら

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