最近寄せられる相談の中で特に多いのが
「会話が続かない」
というものです。
普段はよくしゃべるのに
女の子を前にするとすぐ言葉に詰まる
とか
普段からあんまりしゃべるのが得意ではない
とか
仲のいい友達同士であれば大丈夫だけど、
初対面の人とかだと何を話していいのかわからない
とか
まぁ、様々なタイプがあるんですが
共通していることは
すぐに沈黙が訪れてしまう
ということです。
沈黙は嫌なものですよね。
何か変に気を使っちゃいますから。
けど、だからといって好きな子と話すときに
何とか話を続けよう、退屈させないようにしよう、
と意識しちゃうと
がんばればがんばるほどドツボに
はまっていくパターンが多いみたいです・・・。
そこで今回は会話を比較的楽に続かせる
ちょっとしたテクニックをご紹介します。
まず、会話ベタな人の問題点としては
自分から話を切り出すのも確かに苦手ですが
それ以上に受け答えがマズイんですね。
例えば、学生ならこんな感じです。
女性「昨日の宿題やった?」
会話ベタ男「う、うん」
女性「結構難しかったよね」
会話ベタ男「そうだね」
おそらくこんな感じで話してたら
すぐに会話は途切れてしまうでしょうね。
そして、沈黙というあの気まずい時間が訪れます。
さて、これはどこがいけないのでしょうか?
もしかしたらちゃんと「そうだね」って共感とかしてるじゃないか
と思われるかもしれませんが
女性はおそらくこの会話にストレスを感じています。
なぜなら頭を使わなきゃいけないからです。
前にもどこかで言ったような気がしますが
人は基本的に頭を使いたくないんですよ。
会話するために質問をいくつも考えるのは疲れるんです。
嫌なんです。めんどくさいんです。
これ重要なので覚えておいてください。
相手に楽しく話させたかったら
相手に頭を使わせないことが大切です。
自分が楽しく会話していた時のことを
思い出してみてもらえればわかりますよね。
別に意識していなくても次から次へと話題が浮かんできて
気づいたらかなりの時間が過ぎていた。
でも、まだ話し足りないみたいな(笑)。
この状態の会話が一番楽しいんですね。
逆に
「話題がないなぁ・・・」
「沈黙を何とかしなくちゃ・・・」
「次何を話そうか・・・」
というのは苦痛でしかないんですよ。
あなたも女の子とメールしていて
こっちが質問、相手はそれに答えるだけ
っていうパターンの時、ストレスを感じませんか?
質問を考えて送る。
それに対して一言二言で返事が返ってくる。
質問に対しては答えてくれるけど
いまいち盛り上がっているのかどうかわかんない。
そんな経験が誰しも一度はあると思います。
あれ正直イライラしますよね(笑)。
上で出した会話の例というのは
まさにそんな感じなわけです。
自分の会話の問題点が少しは見えてきましたか?
じゃあ、これはどうでしょう?
女性「昨日の宿題やった?」
男「あー、物理の先生が急に出してきたヤツだよね。
なんとか終わらせたよ」
女性「結構難しかったよね」
男「そうだね。あの先生授業もわかりづらいからなー 苦笑」
「みんな陰でかなり愚痴ってるよ 笑」
何かこれだとこの後も話題が
広がっていきそうな気がしませんか?
この違いは受け答えをする際に
新しい情報を付け加えるかどうかの差です。
よく恋愛本なんかには
会話を続かせたかったら「連想ゲーム」をしろ
という風に書かれていますが
「連想ゲーム」をするためには
何か連想元となる情報が必要なわけです。
「うん」とか「そうだね」からは
ほとんど何も連想できませんが
「物理の先生」や「急に出た宿題」、
「わかりづらい授業」、「みんな愚痴ってる」
などからはいろいろ連想ができますよね。
これなんですよ。
会話のコツというのは。
新しい情報を付け加えていく。
その新しい情報というのは
自分の意見や感想でもいいし
それについて知っている知識でもいいです。
もう一つ例を出しておくと
まずあまり良くないパターン。
女性「あっ、雨降ってきたね!?」
会話ベタ男「ホントだね」
女性「傘持ってきてないのに~」
会話ベタ男「そりゃ大変だ」
もう会話が途切れそうですね。
しかし、これに知っている知識をプラスすると
女性「あっ、雨降ってきたね!?」
男「ホントだね。天気予報では午後から降るって言ってたからなぁ」
女性「傘持ってきてないのに~」
男「そりゃ大変だ。でもすぐに止むみたいなことも言ってたよ」
という感じでしょうか。
少し広がりが生まれました。
自分の意見や感想をプラスすると
女性「あっ、雨降ってきたね!?」
男「うわっ、ホントだ。最悪。早く止んでくれねーかなぁ」
女性「あたしも傘持ってきてないのに~」
男「そりゃ大変だ。じゃ、雨が小降りになるまで
恋愛トークでもしますか 笑」
って感じですね。
まぁ、これは完全に僕の普段のトークですが(笑)。
このように新しい情報を付け加えるという
ちょっとしたコツさえ覚えれば
今までよりもグッと会話が楽しくなると思います。
一度お試しあれ。
★<まとめ>
・ 会話ベタな人は受け答えがイマイチなことが多い
・ 人は基本的に頭を使いたくない
=> 何度も話題を提供するのは疲れる
・ 会話は連想ゲームと言われるが、連想元の情報がなければ連想できない
=> 「うん」、「そうだね」では何も連想するものが浮かばない
・ 上手な会話は受け答えの際に新しい情報を付け加えることで生まれる
1.知っている知識を付け加える
2.自分の意見や感想を付け加える