あなたは普段何気なく
「キミって本当にわかりやすい性格だよね」
「そういうとこ元カノにそっくりだよ」
「お前ってアイドルの○○に似てるよな」
などということを言っていませんか?
あまりそれを繰り返していると・・・
大変なことになりますよ!
・・・・・・・
さて、気づいた人はいたでしょうか?
この冒頭は某有名医療系番組を
若干パクってますね(爆)
たけしの本当は恐いかて・・・
おっと(笑)
僕はビートたけしが好きなんです。
まぁ、それはいいとして(笑)
上の例、いったい何がいけないのか?
別に絶対に言っちゃいけない
ってわけではないんですよ。
あれを言ったからといって
すぐに嫌われるということもないでしょう。
ただ
「頭から決めつける」
ってのはやはりよくないんですね。
可能性を否定しているわけですから。
「キミって本当にわかりやすい性格だよね」
これは予想通りの行動をするよね
って言ってるようなもんです。
可能性もへったくれもないですよね(笑)。
「そういうとこ元カノにそっくりだよ」
「お前ってアイドルの○○に似てるよな」
元カノと同じ、アイドルと同じ = 一個人としての可能性を否定
だと受け取られかねません。
人は誰しも
「自分にはまだまだ眠っている才能や
可能性があるんだ」
と思いたいし、
実際に眠っているものが
たくさんあるわけです。
それを「決めつける」という行為は
潰してしまうんですね。
お前はこういう人間だ。
お前のことは何でもわかっている。
そう言われると
なんだか自分が底の浅い人間
先の見えている人間
だと言われている気がしてきます。
「おれにはお前の全てがわかっている」
「だからお前はおれの言うとおりに
すればいいんだ」
僕の女友達がつい最近
そういうことを彼氏に言われて
むかついたと愚痴っていましたが(苦笑)。
全てわかっているって・・・
そんなことありえないでしょ!(笑)
人間は自分自身のことすら
満足にわかっていないのに
ましてや他人の全てがわかっている?
お前は神か!
って話ですよ(笑)。
こうやって決めつけられると
人は反発するんです。
「今見えているのが私の全てじゃない」
「一体わたしの何を知っているんだ」
そう思います。
だから、女性を口説くのが上手いヤツは
「キミってわかりやすいよね」
とは言わず
「キミって本当にわからないよね」
と言うわけですね。
人にはそもそも自己認知欲求
というものがあります。
これは要するに
「自分のことをもっとよく知りたい」
という欲求です。
自分に関係する情報というのは
自分に関係のない情報、
興味のない情報とは
比較にならない程のスピードで
吸収されていくんですね。
例えば
「今の佐賀県の知事はさぁ~」
としゃべり始められても
耳を傾ける気にはなりませんが
「そういえばキミってさぁ~」
と言われると「え!?何?」って感じで
無意識に耳を傾けますよね(笑)。
誰だって一番の関心事というのは
“自分”なんですよ。
で、この自己認知欲求には
2つの要素があって
1つ目は「自己確認」です。
これはすでに知っている情報を
繰り返されることをいいます。
例えば
スタイルのいい女性に
「足細いね」
とか
人見知りを知らない女性に
「明るいね」
「友達多いね」
と言うことがそれに当たります。
これも自分の良さを再確認できて
もちろんうれしいでしょう。
だけど、すでに知っている事実を
繰り返されているだけなので
少し弱いんですね。
そこで、アプローチする際には
もう1つの要素で攻めるほうが
望ましいわけですが
それが「自己拡大」です。
これは今まで知らなかった情報を
初めて知ることをいいます。
例えば
「キミって初めてのタイプだよ」
とか
「そんな発想する人見たこと無い」
とか言ってみる。
ポイントは相手の世界を
広げてやるってことです。
そうすることで
「わたしにはまだまだ
こんな可能性があったんだ!」
と、ある種の感動を抱くわけですよ。
これができると
非常に感謝されますね。
「あの人に出会っていなければ
今の自分はない」
そう思ってもらえることすらあります。
人には無限の可能性が眠っていますから。
それを広げてあげる手助けをすることは
とても素敵なことだと思います。
そして、何よりモテますから(笑)
まぁ、でも人の可能性を広げてやるには
まず自分を磨かないことには
話しにならないですけどね。
では、まとめです。
★<基本ルール ~可能性を否定しない~のまとめ>
・ 決めつけられると人は反発する
=> 「私の一体何を知っているんだ」
・ 人は誰しも自分のことをもっとよく知りたいという欲求を持っている
=> 「キミってさぁ~」と話しかければ耳を傾ける
・ 自分の可能性を広げてくれた人には心から感謝するもの
=> 世界を広げてやる、新しい可能性に気づかせてやる
例
「キミって初めてのタイプだよ」
「そんな発想する人見たこと無い」など
さぁ、さっそくあなたが今度話す女の子に
「キミってさぁ~」と始めてみてください。
食いつきの違いに驚くはずですぜ。